五つ星をさがして

雑多に読んで感想&批評、そして勝手に星をつけて評価してます!五つ星本を探して本の海を彷徨い中。PC版で見ていただけると嬉しいです(≧ω≦)(右上「︙」縦三つボタンクリック。「PC版サイト」にチェックを入れる)

大島真寿美「三月」いつも通りにやってはこない明日。今日を大事に生きよう。

三月 (ポプラ文庫)

<内容> 平穏で地味に見えても、それだけですむ人生なんてない――。同窓会の案内がきっかけで二十年ぶりに連絡を取り合った六人の女性。犬と暮らす失業中の領子、 娘との関係に悩む明子、元恋人の死に夫が関わっていたのではと疑う穂乃香……『ピエタ』の著者が贈る、深い感動が胸を打つ、終わりと始まりの物語。 *★*――――――――――*★**★*――――――――――*★*

大島さんの本の装丁は、いつもノスタルジックでメルヘンでかわいらしいです・・・・ジャケ買いしそう・・・

 

短大の頃、男女グループで色々な所へ遊びに行って楽しかった思い出たち。

領子(ワンコ)、ノンちゃん(浮気子供二人)、明子(カンペ―従妹子持ちと結婚)、ほのか、花ちゃん、美晴(ニューヨーク二度の結婚高校生の息子)。

(誰が誰だかで、ちょっと書き出してみたわ・・・(笑)

今は39歳になり、それぞれに降りかかっている人生の重い荷物。でも大切なものもあるし幸せもある。

それまでの道のりを歩いてこれなかった、若いまま死んでしまった、ひとりの仲間を思い出す事で、更にはるか昔の幸せだった日々をありありと蘇るんだろうなあ。

インドアで地味だった私でさえ、彼氏もいなくて、なーんにもなかった青春時代の、ほんの数日か一瞬の煌めきを、たまにありありと思い出したりしますもん。

今はもう戻らなくていいから、楽しそうに見えるだけかもね。

 

集ったその日に東日本大震災起こる。あちこちで瞬く命。

軽々と繋げない明日。生きてるうちに会おうね、で終わる。

 

 

いつも通りほんわか終わりました。今回お悪人は出ず。

嘘とついていながらも、20年も経っても、やっぱり会いたいのかなあ。

年賀状もやめ、とうとう友達のひとりもいなくなってしまった私には分からない。

52歳にもなると、寂しさもなくなるのかも。

私のように面倒なほうが勝る人もいるのかもしれません。

 

ともかく、いつも通りにやってはこない明日。今日を大事に生きよう、と思いました。

 ★★☆☆☆



 





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U^ェ^U 1日も早くコロナが終息しますように・・・!!皆さまも注意を怠らず、毎日何かしら楽しい事をみつけて、お元気にお過ごしくださいヾ(*´∀`*)ノ

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発売日からは20日遅れて購入。のんびりソロでプレイ中です。(*'-'*)  


はるか7年くらい前にやっていたPSPと比べると格段に軽い!なのに画面が大きい!巻き戻って30秒の動画が撮れる!!