五つ星をさがして

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矢口敦子「あれから」

あれから
あれから
幻冬舎 2009-03
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おすすめ平均 star
star珍しいくらいお粗末
star哀しくも驚くべき真実?

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内容(「BOOK」データベースより) 高校1年の千幸と中学3年の夕美姉妹は、ある朝、父が電車内で痴漢をし、咎めた男性を線路に転落死させたと知らされる。二人は偶然出会った大学生たちの力を借り、父の汚名を晴らそうとするが…。10年後、看護師として一人働く千幸の前に、忌まわしい過去を彷彿させる女性が現れる。そして、哀しくも驚くべき真実が明らかになる。

*★*――――――――――*★**★*――――――――――*★*  

他の方の読書レヴューはかなり厳しい意見でした。確かに活躍してた妹が死んでしまって拍子抜けというか救われなさ過ぎますね。大学生も巻き込んでの爽やか青春物風だった犯人探しが、父親が自殺それに起因して?乱暴された妹が自殺してしまうあたりからぐっと重くに変調。  

お父さんはがんばって生き抜いて無実を勝ち取ってほしいし、(でも痴漢というのは、一度捕まってしまうと99パーセント有罪だと弁護士さんたちが言ってましたね。その場からその災難から全力で走って逃げるしか手はないと)妹も耐えて戦って泣き寝入りするとしても、将来幸せになってほしかった。「できの悪い啓発ビデオ」って厳しいけれどその通りかも…。私は最後に救いがあればよかったと思えるのですが。  

矢口 敦子1953年北海道生まれ。病気のため、小学校五年で通学をやめ、通信教育で大学を卒業する。という略歴がつい目についてしまいます。学校に全部通って、いろんな職業を経験して世界をまわってきた人の言動には嫌でも厚みが出ますものね。

★★☆☆☆

ベストセラーになったという『償い』もずいぶん前に読みました。

償い (幻冬舎文庫)
償い (幻冬舎文庫)
幻冬舎 2003-06
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おすすめ平均 star
starミスファンタジー。
star誠実で手堅いミステリー
starすこし許せれば・・

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