真梨幸子「孤虫症」続きがとてつもなく気になって最後まで一気に

孤虫症 (講談社文庫)
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内容（「BOOK」データベースより）「週に三度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは…。

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ホラー＆ミステリー。まさに好みのタイプ。（ホラーとしてですよ、もっとピュアなお話だって大好きです！）

気分が悪くなる描写が多々あるので、読む時間帯には注意。虫に弱い方も注意。…って虫特にダメじゃないけれど（Ｇ以外は）寄生虫がダメじゃない人は少ないかもね…（汗）虫より気持ち悪い人達がたくさん登場します。本当に誰にも感情移入が出来ない感じでした。我慢大会のように、でも続きがとてつもなく気になって最後まで一気に読めます。受験生の娘ちゃんがすごく可哀想だった。（あとの人は自業自得ということで）　

これがデビュー作だなんて凄いです。他にも「更年期少女」とか「深く深く、砂に埋めて」とか怖いもの見たさで、楽しみ。

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