川上未映子「乳と卵」全体的に生臭い
乳と卵(らん) (文春文庫) | |
川上 未映子 文藝春秋 2010-09-03 売り上げランキング : 91227 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
内容(「BOOK」データベースより) 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取り憑かれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった、芥川賞受賞作。
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薄いのですぐ読めます。だらだら、とりとめのない文章が続くけれど慣れれば読みやすくなります。
女三人三様の体と心の揺れる有様。ぐずぐず話は進むけれど、激情をぶつけあう最後のシーンは、いままでのぐずぐずが効いて、スッキリいい印象。
確かに全体的に生臭い…最後の生卵かけ合戦といい(笑)女性にしか描けない話だろうけれど、特別心は動かなかった。愚作という人もいるけれど、新しい試みをしてるので、賞をとれたんだろうな。 賞をとった小説でよかったものって・・・あまりない。小説家が選んでるからかな。本屋さん賞のほうが一般の読者目線で面白いものが選ばれるのかも。
★★☆☆☆
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