山本幸久「ある日、アヒルバス」よーし私もがんばるぞーと思えます!!
ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫) 山本 幸久 by G-Tools |
内容(「BOOK」データベースより) アヒルバス入社五年の観光バスガイド・高松秀子(通称デコ)はわがままツアー客に振り回されたり、いきなり新人研修の教育係にされたりと悩み多きお仕事の毎日。さらにある日、アヒルバスを揺るがす大事件も起きて…笑いあり、感動ありのバスガイドたちの姿を東京の車窓風景とともに生き生きと描く。
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ちょっと出だしがノロノロしてるのだけど、主人公秀子が新入社員を育てる補佐をする辺りから、応援するのに熱が入ってきました、私!
なにげなーく入った勤め先で明るく熱血する秀子。でもすぐ落ち込んだり。「そうだピノ」とか語尾につくところ、大爆笑してしまった…(≧ω≦)
星型の「願いのピノ」ハート型の「幸せのピノ」ってほんとにあるそうですね、CMになってるから実名使わせてもらえたのかしらん。ピノをたくさんもらったかもね。
読後爽やかな風が吹き、よーし私もがんばるぞーと思えます!!(…なにを?)
男性が書いたとは思えないほど女の子の気持ちまるわかり。それもべたっとした可愛いこじゃなく、さばさば元気な子が主人公に多くて好感がもてます、山本幸久さん。画像見たら優しそうなおじさまでした。
北村薫はもう少しおっとりした女の子をよく描くなあ、←この作家も名前からして女性ではないかとずっと思ってた人です。
★★★☆☆
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