五つ星をさがして

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唯野未歩子「走る家」男のための家にはなりたくはないな、失礼しちゃう

走る家 走る家
唯野 未歩子

正直な娘 (小学館文庫) 僕らが旅にでる理由 三年身籠る (文春文庫)
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内容(「BOOK」データベースより) それなら結婚してよ。柳沢晴子は、いつものように玄関で靴紐をといていた須賀くんへ、どういうわけか求婚してしまっていた。夜のしずけさがちいさく裂けるほどのボリュウムで、いつのまにか挨拶がわりに、そう吐き捨てていた(「走る家」より)。男は旅人で、女は家である。大恋愛ではなく、奇妙でもない、淡くて深い“恋”を描いた恋愛小説集。女優、映画監督としても活躍する著者の最新作。

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表題見て「なんのことだろう」と思ったら。男は旅人で女は家。(男は船乗りで女は港とか?紅の豚でも似たようなこと行ってたな。)

柳沢晴子は一応「家」の体裁をとってるけれど、たまに思い立って走って行っちゃうんだって。なるほど~。私はじっとしてるな。それかのろのろ動いてるか。でも男のための家にはなりたくはないな、失礼しちゃう。旅人にだってなりたいわね。大感動とかはしないけれど、著者の細かい描写の妙が好きです。 ★★☆☆☆

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