五つ星をさがして

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諸星大二郎の彼の描く「絵」がもうすでに怖いという・・・・・・小説も書くのね「蜘蛛の糸は必ず切れる」

蜘蛛の糸は必ず切れる 蜘蛛の糸は必ず切れる
諸星 大二郎

諸星大二郎 異界と俗世の狭間から(文藝別冊) 諸怪志異 第三集 燕見鬼編 (コミック叢書SIGNAL) キョウコのキョウは恐怖の恐 私家版魚類図譜 (KCデラックス) スノウホワイト グリムのような物語
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内容(「BOOK」データベースより) 漠然とした不安が紛れも無い『恐怖』に転じる四篇。

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諸星大二郎の本職の漫画のほうが読みやすいけれど、小説も文章にうるさくなければ平気。話が面白いのでどんどん読める。でもやっぱり漫画のほうがいいな、絵、上手いし。さすがに漫画家だけあって見事に絵が浮かんできます。挿絵もあるし(笑)

他は物足りなかったけれど、表題作が傑作。恐ろしげな描写の地獄世界なはずなのに、カンダダのあまりのタフさに、いったいどこまでやる気なのかわくわく痛快になってきます。そして地獄の使徒のみならず、お釈迦様までがなんだか人間臭くていい味出してます。 ★★☆☆☆
諸星大二郎の外へ出ると体が裏返ってしまう話、印象的。気味の悪い話ばかり描いて好みだったけれど、彼の描く「絵」がもうすでに怖いという・・・・すごいです(笑)

 

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