五つ星をさがして

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坂東眞砂子「くちぬい」”手垢のついたテーマ性ではなく作家個人から出てくるもの”書かれてる?

くちぬい
くちぬい 坂東 眞砂子

集英社 2011-09-26
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朱鳥の陵 狂 (幻冬舎文庫) パライゾの寺 (文春文庫) 逢はなくもあやし (集英社文庫) 緑の毒
内容紹介 夫婦が移り住んだ村の忌まわしい因襲とは・・・。 首都圏の放射能汚染から逃れるために東京から西日本の村に移住した夫婦。村の暮らしは悪くないものに思えたが、些細な土地のトラブルから村人による虐めが始まり・・・。日本の暗部を暴く書き下ろし長編。

*★*――――――――――*★**★*――――――――――*★*

閉ざされた村。和やかな日常の中にこっそり、そして段々大胆に、じわじわ迫る追手。最後は波乱で終わる。とても面白かったですよ。  

ただ「27回横溝正史ミステリー大賞」選考の際、一過性の面白さだけでなくそれ以上の何か(手垢のついたテーマ性ではなく作家個人から出てくるもの)がないと駄目と言っていたので、ではこの作家は、それを書いてくれてるんでしょうね!!と大期待して読んでしまいました。・・・それほどでもなかったですよ。でもそこそこ楽しめます。 ★★★☆☆

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