五つ星をさがして

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真梨幸子「四○一二号室」怖いもの気持ち悪いもの見たさ

四〇一二号室
四〇一二号室 真梨 幸子

幻冬舎 2012-10-12
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鸚鵡楼の惨劇 プライベートフィクション (講談社ノベルス) クロク、ヌレ! (講談社文庫) 聖地巡礼 (講談社ノベルス) インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫)
内容(「BOOK」データベースより) タワーマンションの最上階、四〇一二号室に暮らす人気作家、三芳珠美は、人生の絶頂にいながら満たされずにいた。ある日、古本屋の老婆に「あなたに」と古い写真を見せられるが、そこには見知らぬ赤ん坊の姿が写っていて…。一方、根岸桜子は同時期にデビューした珠美の成功を安マンションで妬ましく思う日々。そして、1999年11月22日、大停電の日。珠美がマンションから転落。その日から女たちの運命が逆転した―のは悲劇の始まりに過ぎなかった。“人間は、あっという間に地獄の底に転落するのよ”四〇一二号室からはじまる“不幸”の連鎖。著者が仕掛けた夥しい数の罠。『殺人鬼フジコの衝動』の著者、最恐イヤミス

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怖いもの気持ち悪いもの見たさで、嫌な気分になるのを承知の上でついつい手を伸ばしてしまう。くせになる、この作者、さすが最強のイヤミス(笑)

薬にはならないけれど毒になる。毒は転じて薬にもなるものね。心に何も残さない小説よりは、ずっといいです 、ほんと。

所沢市に住んでいたので、読んでて懐かしい裏路地が目に浮かんだ。航空の町として有名だけれど、映画や観劇までそんなに栄えていたとは全く知らなかった。そして花街まであったとは。

★★☆☆☆







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