五つ星をさがして

雑多に読んで感想&批評、そして勝手に星をつけて評価してます!五つ星本を探して本の海を彷徨い中。PC版で見ていただけると嬉しいです(≧ω≦)(右上「︙」縦三つボタンクリック。「PC版サイト」にチェックを入れる)

近藤史恵「さいごの毛布」老犬ホーム沢山あったらいいな。しかし人間に事情があっても犬はただ淋しいだけなのが不憫(・_・、

さいごの毛布 (角川文庫)


内容(「BOOK」データベースより) 犬の最期を看取る「老犬ホーム」で働くことになった智美。初日から捨て犬を飼うことになってしまったり、脱走事件があったりと、トラブル続きの毎日だ。若い犬を預ける飼い主を批判してオーナーに怒られたり、最期を看取らない飼い主や、子供に死を見せたくないと老犬を預けた親に憤り…。ホームでの出来事を通じ、智美は、苦手だった人付き合いや疎遠な家族との関係を改めて考え直し始める。世知辛い世の中に光を灯す、心温まる物語。 *★*――――――――――*★**★*――――――――――*★*

いろんな性格のワンコが登場します。キャラが立ってる(・∀・)

捨てられて慣れなくて咬むが、ふとんへ入ってくるラブ。

病気の女性がまた一緒に暮らしたいと励みに思っている、元気なタヌ吉。

元気いっぱいで人懐こい、女優さんが預けているクロ。

人嫌いのエドワードは、犬なので、元気で人になつく犬を羨んだりしない。人は社交的な人を羨みがちだけど。

17歳のカエデは、子供に死を見せるとショックを受けるという理由で滞在してる。(なにそれ・・・)

小麦は焼き芋屋のおじさんが死ぬ前に入所できるよう手配しくれてた。(焼き芋屋のおじさんにすっ飛んでいくのは焼き芋がほしいだけじゃなかった・・・)

クロは月に1~2回、連れ出される。(女優さんがドックフードの等のcmのために飼ってる)足元でヘンな声を出す程、飼い主さんが大好き。帰ってしまうと2時間くらいはしょんぼりしてる。テレビにその飼い主の女優さんが出てるとワクワクして見に来る。切ない。(T-T)

こんな老犬ホームがあったら、手配しておいて、また保護犬でも飼ってみたくなるかもしれない、いつか。(今はまだ全然だめですが・・・)

それにしても、捨てるような身勝手な人間もは話にならないが、ワンコを大事に思って、入所させていたとしても、なにも分からないワンコにとっては同じように淋しいだけなのが、悲しい・・・・でも温かい気持ちは伝わると信じたい(;ω;)

★★★☆☆

 



 





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