それほど素敵な事でもなかった事まで輝いてしまう 重松清「トワイライト」
トワイライト (文春文庫) | |
重松 清 文藝春秋 2005-12 売り上げランキング : 61014 おすすめ平均 人生の黄昏 苦さと懐かしさ 70年代型少年 IN 大阪 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
内容(「MARC」データベースより) 26年ぶりに再会した同級生達。校庭に埋めたタイムカプセルとともに、それぞれの胸の思いも封印を解かれる―。あの頃の未来に追いついたいま、21世紀とはどんな日々なのか。70年代型少年少女に捧ぐ *★*――――――――――*★**★*――――――――――*★*
いいお話でしたが、ちょっとくどかったです。惜しい。重松さんはいつもくどいのでそれは作風だと思ってますが…(笑)大阪万博とか太陽の塔とかの世代はちょうど私の夫世代なのでそれほど郷愁はさそわれなかったけれど、ドラえもんのキャラに丁度当てはまっていた小学校当時と現在の中年になった自分たちとのギャップに苦しむ様は切ない。
取り戻せない過去って、それほど素敵な事でもなかった事まで輝いてしまうんですよね。もう二度と取り戻せないだけに切ない。きっとこの主人公たちも皆、現在の自分が上手くいってないので尚更、過去が輝いて見えてしまってるんだろうなあ。
★★★☆☆
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