恋愛倦怠気味の人向き 角田光代「太陽と毒ぐも」
太陽と毒ぐも (文春文庫 か 32-4) | |
角田 光代 文藝春秋 2007-06 売り上げランキング : 141837 おすすめ平均 角田光代さん、腕いや筆?をあげたねえ〜〜。 32歳 彼氏/彼女に絶望する/される前に Amazonで詳しく見る by G-Tools |
人気作家・角田光代の新しい短編集。お互いが大好き。だけどちょっぴり好きになれないところもある。…お風呂嫌いの彼女にいらつく男、通販マニアの彼にうんざりしてゆく女など、どこか滑稽で不幸な、でも実はどこにでもいる恋人たちを描いた、ほろ苦くて愛おしい、11の恋愛物語。
*★*――――――――――*★*
amazonのレヴュー評価の差が面白いですね(笑)どっちにも納得する。
角田さんの女性が主人公のお話は好きだけれど、男の子目線のお話はあまり好きじゃないです。3つくらい読んだかな。
30代で恋愛倦怠気味の人が読むと「あるあるある!」となるのだろうなあ。私も倦怠気味の夫婦だけど(笑)結婚してると見方も変わってくる。諦めみたいな覚悟みたいなものが加わって。
いっしょに暮らすと、どんな気の合う人、趣味の合う人でも嫌なところはボロボロ出てくるもんですよね。
家族だって離れたら凄く気の合う楽しい仲間なのにずーっといっしょに暮らしてるからいざこざも出てくる。離れてみるとしみじみ有難さや優しさが染みて解ってきます。
末永くいっしょに居たいなら、どーしても我慢出来ないベスト3をお互い提示して折り合ってゆくのが良い方法ですv
うちはなんか夫の要望の方が圧倒的に多いんですけど。私…ここに出てくる短編の女の子みたいに変なところがあるのかなあ(笑)いやいや、私のほうがおおらかで何でも許せるからだと思うんですけど!
★★☆☆☆
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