今、東京が焼け野原になったら 吉田知子「日本難民」
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日本難民 | |
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内容(「BOOK」データベースより) 「東京は焼け野原だそうです。自衛隊は一挙にやられたらしい。ああ、なんてばかなことなんだ!日本が世界中の憤懣の捌け口にされようとは。とにかく、大きな町の近くは危険だから、どこかへ避難したほうが」―でも、どこへ?海からも山からも、連合国軍にすっかり包囲されてしまったこの日本列島の、いったいどこへ?予見的問題作。
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面白かったですよ~。リアルな逃亡の描写がはらはらドキドキ最後まで引っ張ります。
(以下ネタばれです)
最後の最後まで全体の状況が分からなくて残念だったけれど、実際今戦争になったら、情報が遮断されたら、日本全体がどんな状況か、やっぱり掴めないだろうなあと思って恐怖が増しました。ほんとに日本が攻められてるのか?ただのデマか?嘘の情報を流して混乱に陥れたりして、実はごく一部の日本人がやってることだったりして??真実が知りたくて最後まで読んだけれど…。
難民になるのが過酷な事だというのが主人公目線で進むので、とっても理解できます…。
1週間生活出来る程度の備えがあるとちょっとは不安も払拭されるかも。小山の多い地帯に住んでいるので、土砂崩れを心配して、避難リュックを備えてます。缶詰や水やトイレットペーパーや犬トイレシートも余分に保存。
最後のシーンだけは、もうちょっとどうにかならなかったかなあと残念な感じでした。
★★☆☆☆
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