恩田陸「いのちのパレード」
いのちのパレード | |
実業之日本社 2007-12-14 売り上げランキング : 23283 おすすめ平均 一話ごとに違う設定だけれど、まとまりのある一冊 恩田陸版《異色作家短篇集》登場/奇妙な味の15の短篇を味わおう 感心した! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
内容紹介 <あの黒い表紙、強烈な帯コピー、シンプルかつ洗練されたデザイン。手に取った時の、嬉しいような怖いようなおののきを今でも覚えている。(中略)かつて「幻想と怪奇」というジャンルのくくりでお馴染みであった、奇妙でイマジネーション豊かな短編群には、今なお影響を受け続けている。あの異色作家短篇集のような無国籍で不思議な短編集を作りたい、という思いつきから連載をさせてもらった>(あとがきより)。 恩田ワールドの原点<異色作家短編集>への熱きオマージュ。ホラー、SF、ミステリ、ファンタジー……クレイジーで壮大なイマジネーションが跋扈する、幻惑的で摩訶不思議な作品集。
*★*――――――――――*★**★*――――――――――*★*
ご本人が語る通り、装丁がとても素敵です。中身は15編。機知に富んでいてどれも楽しめます。
「走り続けよ、ひとすじの煙となるまで」がありそうでなかった設定で面白かったです!
困った時の恩田陸頼みで、読むものがない時は必ずこの方の。気に入ったの、面白いの、そうでないもの色々ありますが、必ず最後までひっぱるストーリーテラーぶりには頭が下がります。
三島由紀夫に文体がないから文学全集に入れるのを拒まれたという、松本清張が言ってた通り、小説はまず面白くなくちゃ。文体あってもなくてもとにかく面白いもん勝ちよ。いやまず食わず嫌いしてないで、松本清張も読んでみなくちゃ。
★★★☆☆
にほんブログ村
スポンサーリンク
☆参加してるトラコミュ
本・感想・評論・レビュー |
今日の読書日記 |
書物、書籍、本 |
長編小説、ノベルシリーズ |
ミステリ・サスペンス・推理小説全般 |
読書好き集まれ~ |
読書感想文 |