菅浩江「プリズムの瞳」
プリズムの瞳 | |
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内容(「BOOK」データベースより) かつてはロボット研究が生み出した最先端機種として、期待を集めていた人型ロボット「ピイ・シリーズ」。しかし、現在では「残存種」と呼ばれ、絵を描くだけの無用の存在として各地を放浪していた。恋人との仲に悩む女性、周囲にとけ込めない中年男性、人生を見失った青年―ピイと出会った人々は、姿だけを同じくするロボットの瞳に何を見いだすのか。感情を持たないピイ、そして永遠の時を過ごす少女。かれらとの対話を通して揺らぐ人々のこころを柔らかに描き出す、すぐそこの未来の、希望と祈りに満ちたSF連作短編集。
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人柄が、しのばれるハッピーエンドのSF。ずいぶん久しぶりにSFを読んだ。
最近読んだ、瀬名 秀明「あしたのロボット」もSFかな。私が高校生の頃、ブレードランナーの影響でロボット物が好きになり、ディックとかアシモフまで読んだっけ。ファンタジー物のほうが好きだったけど。
「銀色の恋人」が最高によかった。ハード?ファンタジーのタニス・リーのSFだからもうファンタスティックで!普段SFなど読まない方にも絶賛 おすすめです!!
短編で間に解説のような女の子の文が入る形態なので気楽に読み始められます。女の子の正体も面白かった。傷をかかえる人とそれを無意識に癒してくれるピイのやりとりもよかった。
★★★☆☆
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これもしびれます!!!
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