恒川光太郎「草祭」「秋の牢獄」おもしろいお話を書く人をみつけちゃった・・・!とひそかに浮かれました
a草祭 | |
おすすめ平均 期待しすぎたので期待はずれ 自分の町の身近に異界があったなら おもしろいですよ。 懐かしくて不思議な街、美奥 油断ならない町。美奥 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
内容(「BOOK」データベースより) 団地の奥から用水路をたどると、そこは見たこともない野原だった。「美奥」の町のどこかでは、異界への扉がひっそりと開く―。消えたクラスメイトを探す雄也、衝撃的な過去から逃げる加奈江…異界に触れた人びとの記憶に、奇蹟の物語が刻まれる。圧倒的なファンタジー性で魅了する鬼才、恒川光太郎の最高到達点。
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不思議でちょっと怖い「美奥」という土地を舞台にした5つの物語。「けものはら」「 屋根猩々」 「くさゆめものがたり」 「天化の宿」「 朝の朧町」 着物の時代になったり、現代になったり。でもどれも懐かしくなぜか郷愁を誘う。ノスタルジックな描写。おもしろいお話を書く人をみつけちゃった・・・!とひそかに浮かれましたv滅多にないことなのでわくわくどきどき~(>v<)「くさゆめものがたり」が一番圧巻で印象深かったです。ちょっと切ない終わり。 ★★★☆☆
秋の牢獄 | |
角川書店 2007-11 売り上げランキング : 8026 おすすめ平均 幻想世界へようこそ。 言う事なし 音楽業界にいた私は、B面に名曲を感じることもある。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
出版社 / 著者からの内容紹介 十一月七日、水曜日。女子大生の藍(あい)は、秋のその一日を、何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になれば全てがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか――。 まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる精緻な文体。心地良さに導かれて読み進んでいくと、思いもかけない物語の激流に巻き込まれ、気付いた時には一人取り残されている――。 内容(「BOOK」データベースより) 十一月七日、水曜日。女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になればすべてがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか―。まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる文体。心地良さに導かれて読み進んでいくにつれて、思いもかけない物語の激流に巻き込まれる―。数千ページを費やした書物にも引けを取らない、物語る力の凄まじさ。圧倒的な多幸感と究極の絶望とを同時に描き出す、新鋭・恒川光太郎の珠玉の作品集。
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なんか、すごい紹介文が書かれていておもしろいのでコピペ↑↑(笑)
数千ページを…のくだり、すごいですね。凄まじさって、多幸感と絶望を同時にって…(O□O;)…珠玉の作品集というのは本当です。
怖そうだけど行ってみたい場所、ミステリー要素がありそでなさそう。小さい頃体験したような、ノスタルジー漂う世界観、それが恒川光太郎の世界。毎回最後まで楽しませてくれます。
★★★☆☆
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