伊集院静「駅までの道をおしえて」どんな人生でも救いはあるなあと思わせてくれる
駅までの道をおしえて (講談社文庫) | |
伊集院 静 講談社 2007-03-15 売り上げランキング : 137850 おすすめ平均 涙の予感 なにかを待っている 美しい短編集 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
内容(「BOOK」データベースより) 「ルーは死んでなんかいない」愛犬の死を信じられずに探し回る少女が見つけた、時間から取り残されたような古い喫茶店。店の老人がくれた写真には野球のユニフォーム姿の少年が写っていた。大切な相手を失い、悲しみにくれる人々に訪れた奇跡を描いた表題作をはじめ、かけがえのない時間に出逢える作品集。
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「駅までの道をおしえて」の駅とは、あの世へ旅立つ電車が来る駅なのね。
どかんと衝撃があったり、深く深く考えに沈んでいったりはさせないけれど、伊集院さんんは静かに心にひたひたと寄せる波のような話を書きますね。人間も悪くないなあ、どんな人生でも救いはあるなあと思わせてくれます。
小学校5年生から17年飼っていたゴローというクリーム色のムク犬がいました。母は柴で父は不明(たぶんテリア系)の雑種。ふさふさ高級そうな犬に見えるのか、よく犬種を聞かれました。すれ違う子供はにこにこしながらゴローをじっと見てました。中身はクールで木戸が開いていれば脱走するし、遠くへ散歩して森でリードを外せば、途中から消えて、夕ご飯の時間に家に戻ってきてました。今飼っている怖がりな日本スピッツとは大違い。でもゴローは口の中に手を入れても、餌を食べてる時に触ってもうなっても絶対に噛みませんでしたが、今飼ってるミルにはがぶりと噛みつかれ血をぼたぼた流し泣いたことがあります、爪と指にぽっかり穴が…(涙)娘も夫も噛まれたことが何度もあるけれど、ネコかわいがりしてます。…私には不信が芽生えていてもう無理かも。結婚して2年ほどで死んでしまったゴローを思い出して、夜に泣きました。思い出の中には必ずゴローがいて、今もその吠え声とかかくれんぼして見つけられた時の息遣いとか表情とか…思い出します。
★★☆☆☆
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