五つ星をさがして

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大島真寿美「ふじこさん」言い古された言葉をまたつい言いたくなってしまう(笑)

ふじこさん
ふじこさん 大島 真寿美

講談社 2007-06-21
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内容(「BOOK」データベースより) 離婚寸前の父と母にはさまれなにも楽しいことのない毎日を送るリサの前に現れたふじこさんは、乱暴できれいで、あっけらかんとしていて、これまでに見たことのない、へんな大人だった。幻のデビュー作「春の手品師」を含む、著者会心の短編集。

*★*――――――――――*★**★*――――――――――*★  

子供だった頃の気持ちを思い出させてくれます。大人になっても中身は子供の頃と何も変わってない、なんて言い古された言葉をまたつい言いたくなってしまう(笑)まあ、絶対成長してるんだけどね、変わりたくないという気持ちもあって、「中身は12歳(10歳でも17歳でもいい)の頃からちっとも変ってない」とか思っちゃうんだよね、大人は誰でも。あらゆることに鈍くもなってるし、強くなってる。じゃないと大人なんてやってられないよ。  

大島さんの本、いつも装丁や絵が綺麗なので楽しみにしてます。そして中身もおんなじくらい綺麗で可愛らしい。清々しく初々しく、どろどろしたとこなんてひとつもない。汚いところはさらっと。悲しいところは透き通るような悲しさ。  

生々しい人間模様の本とかショッキングな本とかと、いっしょに借りてきて、ほっと一息つくための大島真寿美。今のところ一番お気に入りは「かなしみの場所」似たような系列に豊島ミホとか光原百合とかいらっしゃいます。心が洗われます…!

★★☆☆☆

 

かなしみの場所
かなしみの場所 虹色天気雨 (小学館文庫)
虹色天気雨 (小学館文庫) 青いリボン
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