五つ星をさがして

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岩井志麻子「派手な砂漠と地味な宮殿」「堕ちてゆく」抑圧を解放して飛翔する人もいるだろうけど、岩井さんの好みじゃないだろうし(笑)

派手な砂漠と地味な宮殿 派手な砂漠と地味な宮殿
岩井 志麻子

堕ちてゆく 現代百物語 生霊 (角川ホラー文庫) 死後結婚 (徳間文庫) 五月の独房にて 熟女の友
by G-Tools

内容(「BOOK」データベースより) バブルを引きずったブランド志向の女社長、清貧を地でいく控えめな女流漫画家―対照的な女ふたりの運命が交錯するとき、そこに浮かび上がってくるものとは…山本周五郎賞作家が現代女性の肖像を炙り出す、長編サスペンス。

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↑の粗筋はちょっと大げさで…。サスペンスというほどのこともなくて…。今回はグロもなく、いっそ爽やかな感じ。気の強い女の勝負どころをコミカルに描いてます。

岩井志麻子さん、岩下志麻が好きでこのようなお名前にしたそうで…。動画でレギュラー番組でしゃべってる所を見たけれど、ぺらぺらとよく口のまわる、面白い人だったんですねー。かなりじめっとした暗く陰湿な話も描くけれど、あんなにはちゃめちゃに明るいところもあるとは。それでバランスとってるのかしらん。息子くらいの歳の韓国青年を再婚するだけあって、かなーり女を全面に出してるけれど、美人じゃないので嫌みにならず、さっぱりしてます。いつもえぐさ、ディープさを楽しみにしてるのですが(・∀・)、今回は肩透かし。 ★☆☆☆☆

 

 

堕ちてゆく 堕ちてゆく
岩井志麻子

五月の独房にて 嘘つき王国の豚姫 オバサンだってセックスしたい (ベスト新書) 雨月物語 無傷の愛 (双葉文庫)
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内容(「BOOK」データベースより) 足を踏み入れたホストクラブは別天地だった。黒スーツの男の子達が次々隣に座ってくれる。なんでこんな素敵な所と男の子を知らずにきたの。真面目一筋の工員喜久代は、その夜から狂い始めた…。人は気軽につまずき、うっかり転落し、簡単に破滅していく。現実の犯罪に想を得て、野心的な手法で描く女たちの事件簿。

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そこまで簡単に堕ちていくかなあと思う( ̄ー ̄;

実際の事件を参考にしてるそうなので、参考にはなりました。いろんな女の人がいるから、抑圧されたものを解放して堕ちてしまう人もいるかも。抑圧を解放して飛翔する人もいるだろうけど、岩井さんの好みじゃないだろうし(笑)

「ぼっけいぎょうてい」がグロホラーで怖いらしいのでぜひ読みたい。映画はR指定だったらしい。映像ちら見したら老婆で出演してる岩井さんの顔が一番怖い(((( ;°Д°))))

★★☆☆☆




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