五つ星をさがして

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恩田陸「私の家では何も起こらない」因縁といえば、沖田浩之家、4人自殺という物凄い家族。

私の家では何も起こらない (幽BOOKS) 私の家では何も起こらない (幽BOOKS)
恩田 陸

いのちのパレード (実業之日本社文庫) 黄昏の百合の骨 (講談社文庫) 六月の夜と昼のあわいに 三月は深き紅の淵を (講談社文庫) 蛇行する川のほとり (集英社文庫)
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内容紹介 この家、あたししかいないのに、人がいっぱいいるような気がする・・・・・・ ようこそ、丘の上の幽霊屋敷へ。恩田陸が描く、美しく不穏なゴーストストーリー。 小さな丘の上に建つ二階建ての古い家。この家は、時がゆっくり流れている。幽霊屋敷と噂されるその家にすむ女流作家は居心地のよいこの家を愛している。 血の海となった台所、床下の収納庫のマリネにされた子どもたち・・・・・・いったいこの家にはどんな記憶が潜んでいるのだろう。幽霊屋敷に魅了された人々の美しくて優雅なゴーストストーリー。恩田陸が描く幽霊屋敷の物語。ラストには驚愕の書き下ろし短編が!

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10の幽霊話の短編集。次はいったいどんな事件の末の幽霊さんだろう…と楽しく最後まで読めます。

「奴らは夜に這ってくる」が一番ぞくっとしたしました。古く続く家にはいやでも死者の記憶が残るだろうけれど、この屋敷は殺しと自殺が重なりすぎ。因縁のある土地なんだろうなあ。  

因縁といえば、昨日暇にまかせてつらつらウィキペディアを彷徨っていたら、昔のアイドルは小さくて大人しい顔だったという話から山口百恵になり、この前観た「古都」になり、京ことばを20歳にもかかわらず上手く演じる百恵ちゃんに比べ、三浦友和と同じくらい下手だった沖雅也がなんと31歳の若さで自殺してるのに行きつき、ちょっと似た名前と顔の沖田浩之が36歳で自殺してるのに行きつきました。

なんと弁護士の祖父は正当性を主張するため自殺、父は負債を背負って自殺、翌年母ががんで死去、沖田浩之が自殺、兄が自殺…という3代で4人自殺という物凄い家族。なにか因縁があるんじゃないの…(((( ;°Д°))))という私とは変わってクールに娘が「血筋がいっしょだから滅入りやすいとか似通った性格だったんじゃなの」……その通りだね。

★★☆☆☆


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