五つ星をさがして

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瀧羽麻子「白雪堂」はらはらわくわくどきどきな女子のお仕事小説!

白雪堂 白雪堂
瀧羽 麻子

左京区七夕通東入ル 株式会社ネバーラ北関東支社 (幻冬舎文庫) はれのち、ブーケ うさぎパン (幻冬舎文庫) 遠くの声に耳を澄ませて
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内容(「BOOK」データベースより) 基礎化粧品ライン「シラツユ」が看板ブランドの中堅化粧品会社“白雪堂”。技術力が高くてアットホームなこの会社に就職した峰村幸子。しかし、不況の影響で売れ行きは先細る一方。ブランド力を取り戻すため、彼女はあるプランを思いついた。しかし、企業スパイ疑惑やM&Aなど、峰村の行く手は前途多難で…!?史上初!乙女系経済小説

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老舗化粧品メーカーの新人の奮闘。

シラツユの姉妹品ユキヒメを作る過程わくわくする。商品を一から作りだすには途方もない手間と人手がかかるのだなあ、と素直に教えられました。  

はらはらわくわくどきどきしながら読める女子のお仕事小説。もっと厳しい人間関係とか厳しい立場とか嫌な上司とかお局様とかいるのが現実だけれど、そこは小説のよいところ、夢と希望あふれるいい展開でした。新人の頃を思い出します。まだ20だったから、今なら言われて平気な事も傷ついたり、電話を上手くとれないくらいでびくびくして出社拒否ぽくなったり。まあ、電話は今でもちょっと怖いかも。なにしろ営業にいたので、向こうのエライ人がいきなり怒鳴ってきたりね。ま、今ならもうちょっとのらりくらりかわせそう、歳の功でね♪  

心が洗われて元気になるような毒のないかわいい小説もいいもんですね。でもたまには毒も必要。(…か?(・∀・))

★★★☆☆


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