諸星大二郎の彼の描く「絵」がもうすでに怖いという・・・・・・小説も書くのね「蜘蛛の糸は必ず切れる」
蜘蛛の糸は必ず切れる 諸星 大二郎 by G-Tools |
内容(「BOOK」データベースより) 漠然とした不安が紛れも無い『恐怖』に転じる四篇。
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諸星大二郎の本職の漫画のほうが読みやすいけれど、小説も文章にうるさくなければ平気。話が面白いのでどんどん読める。でもやっぱり漫画のほうがいいな、絵、上手いし。さすがに漫画家だけあって見事に絵が浮かんできます。挿絵もあるし(笑)
他は物足りなかったけれど、表題作が傑作。恐ろしげな描写の地獄世界なはずなのに、カンダダのあまりのタフさに、いったいどこまでやる気なのかわくわく痛快になってきます。そして地獄の使徒のみならず、お釈迦様までがなんだか人間臭くていい味出してます。 ★★☆☆☆
諸星大二郎の外へ出ると体が裏返ってしまう話、印象的。気味の悪い話ばかり描いて好みだったけれど、彼の描く「絵」がもうすでに怖いという・・・・すごいです(笑)
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