五つ星をさがして

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白石一文「永遠のとなり」鬱、もっと大変なものじゃないのかな

永遠のとなり
永遠のとなり 白石 一文

文藝春秋 2007-06
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心に龍をちりばめて (新潮文庫) 不自由な心 (角川文庫) もしも、私があなただったら (光文社文庫) 一瞬の光 (角川文庫) どれくらいの愛情 (文春文庫)
内容(「BOOK」データベースより) 部下の自殺をきっかけに自身もうつ病に罹り、会社を辞め妻子とも別れ、何もかも壊して故郷・博多に戻った精一郎。九年前にがんを発症し、死の恐怖から逃れようとするかのように、結婚と離婚をくりかえす敦。小学校以来の親友であるふたりの男は、このやるせない人生を受け入れられるのか―。

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いろんな主題を描きたいのは解るけれど・・・なんだか誰にも感情移入もできなければ、心も動かされませんでした。登場人物が遠すぎたのかしらん。まずお金に何の心配もなくて羨ましすぎる。人間運不運幸不幸織り交ぜてやってくるものね。鬱経験してるというけれど、もっと大変なものじゃないのかな。全く伝わってこなかった。  

題名は最後のシーンでわかるのね。親友がいるなんていいな。  

が、次に読んだ「砂の上のあなた」がとてもよかったので次もまた読むと思います。

でもこれは星ひとつ。★☆☆☆☆

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