五つ星をさがして

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辻村深月「水底フェスタ」会話するだけで心臓ばくばく。

水底フェスタ
水底フェスタ 辻村 深月

文藝春秋 2011-08-24
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光待つ場所へ (講談社ノベルス) 鍵のない夢を見る ツナグ (新潮文庫) ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) オーダーメイド殺人クラブ
内容(「BOOK」データベースより) 村も母親も捨てて東京でモデルとなった由貴美。突如帰郷してきた彼女に魅了された広海は、村長選挙を巡る不正を暴き“村を売る”ため協力する。だが、由貴美が本当に欲しいものは別にあった―。辻村深月が描く一生に一度の恋。

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広海くんに同化すると、一生に一度の恋!という感じにどきどきわくわく出来ます。まるで妖精のような綺麗な顔と肢体の由貴美がとても神秘的で、会話するだけで心臓ばくばく。・・・恋って最初のほうは、誰でもそうなんだろうけれど。広美を慕う乱暴者の行動(手を机に縫いつけるとか・・・)も怖かったけれど田舎の閉じられた世界がのほうがとても怖かった。そこにどんどん順応してしまってゆく外からの人達。  

辻村深月さんのを借りると「ツナグ」「ゼロハチゼロナナ」など、すぐ図書館から返却の催促がくるので、人気のある人なんだろうなあと思っていたけれど、直木賞もとったのでもっと人気が出るかも?宮部みゆきのように読みやすいのも人気の要素だろうな。 ★★☆☆☆



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