桜庭一樹「傷痕」マイケルジャクソンをモデルにした、日本舞台のお話。
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内容(「BOOK」データベースより)
この国が20世紀に産み落とした偉大なるポップスターがとつぜん死んだ夜、報道が世界中を黒い光のように飛びまわった。彼は51歳で、娘らしき、11歳の子どもが一人残された。彼女がどうやって、誰から生を受けたのか、誰も知らなかった。凄腕のイエロー・ジャーナリズムさえも、決定的な真実を捕まえることができないままだった。娘の名前は、傷痕。多くの人が彼について語り、その真相に迫ろうとする。偉大すぎるスターの真の姿とは?そして彼が世界に遺したものとは?―。
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終末時計、孤島(同い年の恋人)、胡蝶(パパラッチの話)、風の歌、魔法、世界地図(最後のセレモニー。色んな人々のクライマックスたち)。
怖い父に怯えながらも姉と一緒に楽しんだ幼少期が印象に残った。
青白い月のもと、寝静まった部屋で歌われた歌、寝転がって語った事。偽の記憶なのか?やはり無実のスーパースターなのか?
マイケルジャクソンをモデルに、日本を舞台に。世界中から崇拝されるのには、かなり無理があるけれど、まあそれなりに楽しめました。
参考文献にしっかりマイケルジャクソンが書かれていました(笑)
桜庭一樹節ってあるなあと思います。★★☆☆☆
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