道尾秀介「水の柩」「いいんだよ、気にしてないよ」という天からの声のよう。
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内容(「BOOK」データベースより) 平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。タイムカプセルの手紙を取り替えたいという彼女の頼みには秘めた真意があった。同じ頃、逸夫は祖母が五十年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が、祖母と敦子の過去と未来を繋いでいく。
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最後に降って来たて天泣(天気雨)にまで伏線があったんだ。
そしてラストシーン。「ごめんね」と抱きしめるシーンにかかる天気雨は、きっと金色でキラキラ。「いいんだよ、気にしてないよ」という天からの声のよう。
最初のほうから、折々に差し込まれてるダムへ向かう一行の中に、敦子がいないっぽい演出が上手い。
いじめから抜け出せてよかった。自殺の前に引きこもるという手段がある!とヤキモキ。
いつもあまりいい印象のない道尾さんの小説で、一番よかったかもしれません。
今までドロドロか印象が薄いか、のみで心を動かされた事がなかったので。
★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより) リサイクルショップ・カササギは今日も賑やかだ。理屈屋の店長・華沙々木と、いつも売れない品物ばかり引き取ってくる日暮、店に入り浸る中学生の菜美。そんな三人の前で、四季を彩る4つの事件が起こる。「僕が事件を解決しよう」華沙々木が『マーフィーの法則』を片手に探偵役に乗り出すと、いつも話がこんがらがるのだ…。心がほっと温まる連作ミステリー。
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2通りの謎解きに工夫あり。特に心に響く箇所はなし。類型登場人物。
★☆☆☆☆
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U^ェ^Uマスク、手洗い、心がけて。早くマスクが手にはいりますように。早くコロナウィルス終息しますように(-人-)br />
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