津村記久子「ポースケ」人生は一喜一憂。一つ一つ通過して傷ついて片づけていくしかない。でも楽しい事も癒しも仲間もきっとある。
内容(「BOOK」データベースより) 奈良のカフェ「ハタナカ」でゆるやかに交差する七人の女性の日常。職場の人間関係や、睡眠障害、元彼のストーカー、娘の就活、子供がいない…人生にはままならないことが多いけれど、思わぬところで小さな僥倖に出逢うこともある―。芥川賞受賞作『ポトスライムの舟』五年後の物語。 *★*――――――――――*★**★*――――――――――*★*
津村さんは、よく働く事について書く。働くとは何か。人生において仕事とは。
を、分かり易い事例をもって、等身大で易しい文章で教えてくれます。
(全部の小説が働くが主題では?)
十喜子の章が、やはり一番親身になる、年齢が同じくらいだからかしら。
十も喜ぶ子だなんていい名前!
「就活で失敗つづきの娘亜矢子の力になりたい」というのがもうほんとに身につまされる章でした。
小学生5年の恵奈ちゃんの章は、悩みがありつつも、友達と一緒になって、「怖い先生」をしてやったり!に持ち込み「苺」を守って立ちまわったり。働きもしてないのにただの小学生の日常でも大変だった事を思い出します。
・・・・・・というか。学校時代(小学生~高校生)のほうが、毎日大変だったの思い出した。働き始めてからのほうが、毎日に余裕があったわ・・・・残業続きだったけど・・・
「ポースケ」という癒される食堂に集まってくる面々。
のぞみ(27)は肌のトラブル人間関係の悩み。
武井さん(28)睡眠障害。役員に気に入られ引き抜かれ、ボロボロにされ退社。
ゆきえ(31)元カレがストーカーに。ぼんちゃんという今彼とはほわんとうまくいってる。
十喜子さん(50代)長女就活中。長男、嫁のところから家出中。次男ひきこもり。ミステリドラマ好き。
冬実先生(37)ピアノ講師。
ヨシカ(34)ポースケの店長。営業成績がよくなるごとに、どんどん社内で無視され孤独になる。矛盾に耐えきれず仕事を辞めて店を出すことに。役つきの女性先輩の死があり、その時のお別れ会の旦那さんの美味しい料理が決めてとなって店をやることになった。
それぞれの女性たちの日常は、うかがい知れない悩みを抱え困難に直面していて・・・
最後の「ポースケ祭り」のある頃にはそれぞれ何らかの道を見つけている、というお話。
いいな~、私もポースケの馴染みになって、ご飯食べに通いたい。
挿絵がまた可愛いのです!!
★★★☆☆
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