角田光代「この本が、世界に存在することに」本好きな人は人生得してるよね
この本が、世界に存在することに (ダ・ヴィンチ・ブックス) | |
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出版社/著者からの内容紹介 第132回直木賞受賞作家角田光代が、本への愛情をこめて描く新境地! 泣きたくなるほどいとおしい、ふつうの人々の“本をめぐる物語”が、あなたをやさしく包みます。心にしみいる九つの短編を収録。 学生時代に手放した本と、異国の古本屋でめぐりあう……。--「旅する本」 子どもの頃のぼくにとって、ここは世界への扉だった。--「ミツザワ書店」 おばあちゃんが欲しい本を探し、私は今日も本屋をめぐる。--「さがしもの」 人に本を贈るのはむずかしい。とくに、好きな人には。--「初バレンタイン」 著者が自身の本とのつきあいを振り返る書下ろしあとがきエッセイ--「交際履歴」
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別に泣きたくなるほどいとおしくなったり、はしなかったけれど(笑) 本は素晴らしいということが、色々なエピソードとシーンを通して書いてあって、それには大賛成です!
おばあちゃんの言う「本は開けばすぐにどこにでも連れて行ってくれる」というのいいねぇ。10代で読むとつまらなかった本が20代では恋愛小説として受け止められて、30代になった頃には試練の話に思えて、40代では…って、年齢ごとに作者の言いたかった事が届いたり、それ以上のものを受け取ったりするのが本当に不思議ですごい。今まったく為にならない本も10年後には大切な事が見つかるかも?自分次第なところもある。もちろん本当に駄作もあるけれど、それはすぐ解るので心配ない(笑)
中高生の頃、本好きな子は周りにいなくて、誰かといっしょにうっかり本屋なんか行ってしまうと「何かいいの見つかった?」「それ面白いの?」「そろそろ出ない?」で、10分かそこらで出ることになったもんだ。本屋には大抵はひとりで行くものなんだけど、つい入ってしまうとパラダイス!になってしまって…(笑)本好きな人は人生得してるよね。でも読書しない人には他に楽しい事がたくさんあるのかも。・・・・・・それにしても損してるよねぇ・・・( 'Θ')ノ
★★★☆☆
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