川本晶子「マタニティドラゴン」幸せって一瞬
マタニティドラゴン | |
川本 晶子 筑摩書房 2008-08 売り上げランキング : 1224690 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
内容(「BOOK」データベースより) 甘い、記憶。「新しい龍を彫りました」すべてはそこから、始まったのかもしれない。明日の延長線上に未来があるとは限らない。だから―。第21回太宰治賞作家による、恋愛以上の物語。運命に断ち切られた恋を描く短篇小説「ことり心中」同時収録。 *★*――――――――――*★**★*――――――――――*★*
「ことり心中」はいまいちだったけれど、表題作は面白かった。ずるずるどうなるのかなあと読み進めたけれど、いい感じに着地しました。
ついつい影響受けて、雑貨店でみつけた、ちっちゃな手のひらサイズのピンクのドラゴン(干支人形の龍)を買ってしまった!
最初と最後の描写がリアル。子供ってほんと憎たらしいけれど、甘く香るほどに可愛らしいのよねー。食べちゃいたいくらい可愛いというのが実感できる瞬間がある。瞬間だけどね。なかなか連続はしない。そういえば、幸せって一瞬の事だもんね。不幸は長引く印象だけど。
父親はいてもいなくても、子供は絶対産んだほうがいいと思う。結婚出産して23年。子ども大嫌いな私でも、そう思います。
(子ども嫌いなので、最悪な子育てしか想像していなかったので、意外と楽しい?と思えた事が良く働いたのかも。母性本能もほどほどに出てくれたみたいだし。)
★★☆☆☆
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