五つ星をさがして

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大島真寿美「ゼラニウムの庭」約2倍の時間をかけて年をとる祖母の妹。まるでバンパネラ。懐かしの「ポーの一族」が読みたくなりましたv

ゼラニウムの庭
ゼラニウムの庭 大島 真寿美

ポプラ社 2012-09-15
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ピエタ ([お]4-3)ピエタ (ポプラ文庫 日本文学) やがて目覚めない朝が来る (ポプラ文庫 お 4-2) 三月 いつも彼らはどこかに
内容説明 人は永遠の若さを願うけれど。 彼女の秘密はあまりにも切ない。 2012年本屋大賞第3位『ピエタ』に続く、大島真寿美の次なる傑作。 おそらく、信じてはもらえまい。こんな話、信じるほうがおかしい。でも、たしかに彼女はそこにいる―― 双子の妹は、その存在をひた隠しにされて育てられた。 秘密の存在は、それを知る人々に、何もなければ意識せずに済んだはずのことを見せつけ、深く、大きな影響を与えていく。 生きることの孤独と無常、そして尊さを描き出す物語。 *★*――――――――――*★**★*――――――――――*★*  

特に傑作というほどでは・・・。結構大島真寿美さんの本はふんわりとしていてまあ好きで、でも本屋賞3位というピエタは異質な感じで(今までのを期待してた私は)読めなかったのだった・・・。

年かさ女子(でも私からしたら随分年下)の気持ちの可愛さが好きというか。特に「かなしみの場所」が好き。図書館派の私が購入してしまいました。

(ほんとはお金があれば買って売りたいのですが、それもエコじゃないし面倒だしまずお金がないし・・・・ということで、図書館の本のせめて表面だけでもぼろ布に洗剤水に浸したもので拭きふきしてます。べとべとだった本は、うちに来て皆さらさらになって帰っていきます:*☆..:*(^-^*)

約2倍の時間をかけて年をとる祖母の妹。まるでバンパネラ。まわりはどんどん大人になり結婚し子供を産み育て年老いて死んでゆく。さぞや孤独だったことだろう。そしてその血縁の観察者の主人公もさぞや怖かったろう、その運命が自分にふりかからないか。たまたま恵まれた裕福なお宅だったので、海外遊学したりゼラニウムの庭で孤独でも優雅に暮らせたのだろう。懐かしの「ポーの一族」が読みたくなりましたv

★★★☆☆





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