五つ星をさがして

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天童荒太「あふれた愛」自分で選んだ大事な人は、大変な時に親身になって助けてくれるか?

あふれた愛 (集英社文庫) あふれた愛 (集英社文庫)
天童 荒太

孤独の歌声 (新潮文庫) 永遠の仔〈2〉秘密 (幻冬舎文庫) 永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫) 永遠の仔〈5〉言葉 (幻冬舎文庫) 永遠の仔〈4〉抱擁 (幻冬舎文庫)
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内容(「BOOK」データベースより) ささやかでありふれた日々の中で、たとえどんなに愛し合っていても、人は知らずにすれ違い、お互いを追いつめ、傷つけてしまうものなのか…。夫婦、親子、恋人たち。純粋であるがゆえにさまざまな苦しみを抱え、居場所を見失って、うまく生きていくことができない―そんな人々の魂に訪れる淡い希望を、やさしくつつみこむように描く四つの物語。天童荒太の本質がつまった珠玉の作品集。

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「やすらぎの香り」雨の日お迎えのシーンに涙。主人公たちに寄り添い「がんばれ!」と祈りつつ読む。最後にもまた雨の日の駅のシーン。今度は女の子を助けてあげられて本当によかった。  

どうやら6年以上前に読んだことがあるっぽい。(途中まで平気で忘れて読んでるってどういうこと(笑))「とりあえず愛」にも憶えあり。  

自分で選んだ大事な人は、大変な時に親身になって助けてくれるか?この時に価値が決まりますよね。

私の大事な人(夫)は私の大変な時に親身になって助けてくれなかった。まあ、たぶん夫もまだ幼かったのだろう。(6つ年上だけど)

この前ちらちら読んでた娘が赤ちゃん時代の私の日記。自分が可哀想で切なかった。初めての育児でおろおろ、そして眠れず(抱っこしてないと寝ない子だった。うつぶせ寝ができるようになってからはぐっすり。でもその前に魔の夜泣きが入る。けっこう大変な部類の子だったと思う。よく眠ってくれる子もいるようです。)大変な日々を送っていた私。そしてとの時、今と違って残業続きだった夫とは言い争いが多かった模様。(私ノーテンキなので忘れてますが)

そんな時の夫の一言、「不満ばっかりだな」に涙。

そりゃー私の人生初の苦しみ最大の時ですよ、不満だらけですよ!夫よ!!

一人っ子にするわけですよ。経済的にも厳しいけれど、夫にも恵まれておらず、育てる場も厳しかった。ただ姑や母が手伝いにきてくれたから、私なんかはとっても恵まれてるほうでした。   

他2つはもう一度新鮮に読んで楽しめました。 ★★★☆☆

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